高校野球甲子園観戦は暑さとの戦い

高校野球甲子園にて7日間連続観戦

2018年は、甲子園100回記念大会ということで、マスコミにも取り上げられ、高校野球は地方大会から大いに盛り上がりました。

私は生まれも育ちも埼玉県なので、毎年夏の季節のなると埼玉県大会に足を運び、埼玉代表の甲子園出場校を熱狂的に応援をしています。

昨年はなんと、花咲徳栄高校が夏の頂点まで登りつめました。
私は会社の夏休みを利用して花咲徳栄が甲子園を勝ち上がるのをライブ観戦し、大いに気分を良くして、大阪から埼玉に帰ることができました。

そして今年は100回記念大会ということで、埼玉県から2校の高校が出ることになりました。代表校は昨年の覇者、花咲徳栄と私立の雄、浦和学院です。

私は甲子園で2校とも観れるかもしれないと思い、夏休みを来るのを待ちました。夏休みは8/11~19日の9連休だったので、どの日から行こうか考えていました。

もし、埼玉県勢の2校が早期敗退ならば行くこともなくなるかもしれないと思って、夏休みの前を過ごしていました。

8/5から開幕し、花咲徳栄は8/9に一回戦を迎えました。結果は見事に逆転勝ちで、2回戦は夏休み中に観れることとなりました。

この時点で、順調に日程が消化されれば、9連休の後半に3回戦があるので、そこで甲子園に行こうかと考えましが、埼玉のもう一校、浦和学院が8/12に初戦を迎えるので、それも観たくなり、夏休みに入った8/11の夕方から急きょ新幹線で大阪に向かうことにしました。

新大阪駅に着いたのは、夜の10時をまわっていました。宿は予約していないし、値段も張るので、漫画喫茶に泊まることにしました。

当日の朝は5時に起きて甲子園に向かい、めでたく外野席から浦和学院の勝利を観ることができましたが、観戦中は暑さがこたえました。前日は2時間くらいしか眠れず、35度を超すような暑さであったため、観戦が終わったらもうぐったりです。

浦和学院の試合は2試合目で、その後も2試合が予定されていたので本来なら観る予定でしたが、暑さと疲れでやむなく退散となりました。

その後、大阪に戻り、ビルの高さでは日本一のあべのハルカスに行き、展望台に上りました。高い所から見る景色は好きなので満足することができました。

次は花咲徳栄が2日後の8/14に控えています。埼玉県の2校が勝ち上がるまで甲子園に居続けようと思っていましたが、思わぬ暑さとの戦いを強いられるようになりました。

甲子園観戦ははお金との戦いでもある

大阪に来てから4日目になり、花咲徳栄が2回戦を戦う日が来ました。私は例によって漫画喫茶で4時半起し、梅田駅から始発で甲子園に向いました。

前日の8/13は1試合だけを観て、ケーブルカーで六甲山に登りました。山に登れば少しは涼しくなるかなと思いましたが、六甲山の高さでは無理でした。但し、六甲山から見下ろす神戸と大阪の街並みは、昼間ながら綺麗でした。

当日の花咲徳栄の試合開始は午後2時半からだったのですが、暑さは相変わらずで、始まる前に他の試合を観戦しながら、もう家に帰りたいと思ったこともありました。

花咲徳栄は結局、横浜高校に負けてしまいました。前半で大差がつき、後半追い上げ、9回2死満塁までいきましたが、検討むなしく最後のバッターが三振してしまいました。

花咲徳栄は前年の甲子園は負け知らずだったので、ついにこの日が来てしまったのかと、少し悲しい気持ちになりました。

試合が終わった後、気持ちを癒したいのと、今度は夜景を見に行きたいと思い、六甲山にもう一度行きました。日本三大夜景と言われるだけあって、やはり素晴らしかったです。

大阪に来て4日経ちましたが、ここにきて暑さ以外にもう一つ頭の痛いことが出てきました。お金の問題です。

新幹線代も含めた交通費、漫画喫茶とはいえ宿泊費、飲食代(甲子園の中で買う500mlのペットボトルの飲料は250円)、お土産代、観光費など、このままいくと結構な額になると思いました。

そこで、後半は第1試合目から4試合目で甲子園に居続けようと考えました。暑さはきついけど、お金も節約をしたい。選択を迫られましたが、やはりお金にはかないません。

あいにく、後半は暑さが少し和らぎ、なんとか1日観戦することが可能となりました。初戦の2回戦を勝った浦和学院は3回戦も勝利し、準々決勝では横綱、大阪桐蔭と第一試合で戦うことになりました。

私が大阪に来てから8日目の8/18の対戦となります。勝っても負けても第一試合が終わったら、帰ろうと決めていました。準々決勝は好カードが目白押しですが、早く帰って体を休ませたいという気持ちが強かったです。しかも、次の準決勝は会社が始まるので観ることができません。

結局、浦和学院は大阪桐蔭に大敗してしまい、私も試合後すぐ新大阪駅に向かって、埼玉の自宅に午後3時半に着きました。

7泊8日の旅。疲れがたまってしまい、果たして夏休みの使い方として良かったのか思うこともあります。
来年はもう行かないと思っていますが、それは来年の8月になってみないことには分かりません。