家事の経験を生かした副収入を得る方法

主婦のスキルを活かした家事代行サービスの仕事

子供の手が離れて時間に余裕ができると、副収入を兼ねてパートに出たいと思うものですが、会社を辞めて長い年月が経っていると、会社勤めはおっくうです。

また、1日中働けないこともあります。そんな時に適しているのが、「家事代行サービス」の仕事なのです。

あなたも興味ありませんか?


家事代行で働くメリット

家事代行で働くメリットには以下などが挙げられます。

1.短い時間でも可能です。
家事代行はOLのように1日を拘束されるわけではなく、1回の仕事が2〜3時間であるため、子供の世話などに影響が出ないように働くことができます。

家事代行サービスは基本的に自宅から顧客宅への直行・直帰であるため、例えば「自宅からの所要時間が30分以内」という指定をして仕事をすることが可能です。

従って、自分のスケジュールやライフプランに合わせて仕事を選ぶことができ、それが家事代行サービスにおける最大のメリットでもあります。

2.仕事をするエリアを指定できます。
顧客宅が遠くて通勤に時間がかかると、自宅の家事に支障をきたすということもあります。

しかし、家事代行の仕事は自宅に近いエリアを希望することができるため、時間を浪費するということがありません。
例えば、「○○駅から5分以内」というエリアを指定して応募することが可能なのです。

3.資格が要りません。
パートの仕事の中にも、特別な資格が必要だったり、経験年数を求められたりすることがありますが、家事代行の仕事は基本的に資格が無くても大丈夫です。

4.家事のスキルアップが望めます。
普段、主婦として家事に専念していたとしても、案外知らない洗濯方法があったり、掃除のテクニックがあったりするものです。

家事代行会社は仕事に入る前に、スタッフに対して研修を行なっているため、生活に役立つ技術や知識が身に付きます。

5.仕事への満足感が得られます。
部屋がきれいに片付いたり、料理がおいしくできたりして、顧客から『ありがとう』と言ってもらえると、仕事に対する満足感を得らえます。

日常での家事は当たり前のようにやっているだけですが、仕事として行うと同じ仕事でも達成感を味わえます。

必要なことは家事の経験だけ

家事代行サービスで必要なことは、日々行っている炊事・洗濯・掃除・育児などの経験だけです。また、その経験が家事代行サービスで必要な唯一のスキルです。

家事代行サービスの業務内容

家政婦を主役とするテレビドラマがありましたが、家政婦と家事代行サービスの決定的な違いは以下のことです。

・家事代行サービス:雇用主は代行サービス会社
顧客が会社と契約し、会社から顧客の自宅へスタッフとして派遣されます。

・家政婦:雇用主は顧客
家政婦紹介所からの紹介を受け、直接顧客と個人で契約を結びます。

業務内容としては、家政婦は顧客の要請によって家事全般を幅広く担うことが一般的ですが、家事代行サービスの場合は料理や掃除など、特定の分野に特化して行うこともあります。

家事代行サービスが提供している業務内容

家事代行サービスで行なっている家事には、以下などのものがあります。

・掃除(部屋全般)
・料理(買い物&炊事&後片付け)
・洗濯(アイロン掛け&干し)
・子どもの送迎(保育園・塾など)
・ペットの世話(散歩など)

当初、家事代行サービスは掃除の提供がメーンでしたが、女性の社会進出の時間が広がっていることから、現在需要が高まっているのは料理の代行です。

スタッフの募集

家事全般対応のスタッフの募集があれば、掃除専門スタッフや料理専門スタッフを募集しているところもあります。従って、家事の内容を限定して働くことも可能です。

家事代行サービスは高収入が可能

家事代行の仕事の時給は1,100〜1,500円が相場となっており、他のパートの仕事と比較すると高額になっています。

短い就業時間で、生活費の足しにするには十分な収入を得られます。

また、顧客からの指名や、仕事の実績次第で時給のアップが見込めます。

充実した補償

家事代行サービスは家政婦と違って会社に雇用されていることから、万が一の時の補償を得られます。

例えば、掃除中に花瓶を壊してしまった、食事の後片付けの時に食器を割ってしまった、子供の送迎の時に子供にケガをさせてしまったなどが起こった場合、家政婦は自身で損害を賠償しなければなりませんが、家事代行であれば会社が加入している損害保険から損害額が補償されます。

家事代行サービスに向いている人

家事代行サービスは何といっても顧客に接する機会の多い仕事であるため、人見知りをしない人が適しています。

ただ、個人情報を知り得ることが多いため、口の軽い人にはできない仕事でもあります。

なお、限られた時間内での仕事になるため、全体の流れを判断して作業を進めることが求められます。