クソゲー要素ありだけど面白いクロックタワーシリーズまとめ

懐かしのクロックタワーシリーズ

ちょっと懐かしゲームの紹介というか、想い出について。興味があればぜひプレイして頂きたいところです。

クロックタワー、スーパーファミコンで出ていたため、やった事がない方もいると思います。

クロックタワー1

クロックタワーという大きな屋敷に連れてこられた孤児の主人公ジェニファーとその友達3人は、屋敷の中で恐ろしい出来事に直面します。

バイオハザードのように敵を倒すという事が一切出来ず、とりあえず逃げるその場で撃退する隠れるという事が重要です。

初代はかなりオドロオドロしく作られており、私がプレイしたのは10代でしたが、それでも怖かったですね。

このクロックタワーは下手に家具や道具を使用してしまうと、即死レベルのものが多いため触る事が出来ないのです。
いつ現れるのか分からない殺人鬼シザーマンに対して、逃げ戸惑う羽目になるでしょう。

謎解きと発想、機転が必要になるので、シザーマンから逃げる時はかなり運も必要となります。
確実に逃げられる方法もあるのですが、主人公の体力をかなり消費してしまう事になるので、簡単には逃げられると思わない方が良いでしょう。

所見ではまずむりなゲームですね。
攻略をみない限りではほぼクリアが難しいゲームの1つです。つまりクソゲー。でも昔はそんなゲームばっかりでしたからね!

でもなんか面白い要素あり

ただ慣れれば面白いため、エンディングをいくつか出すというやり方もありますよ。

ベストエンディングとしては友達1人と生き残るという事です。だたその友達は選択する事が気軽には出来ません。
状況によってはバッドエンドもあります。

一番衝撃的なエンディングとしては、車から脱出でした。
このエンディングは色んな所で有名になっているようですが、主人公ジェニファーのみ脱出をするというものです。
車で脱出は出来たものの、後部座席からハサミが現れ…というものでした。
あれは寒気がしましたね!

シザーマン以外にも謎のギミックや、主人公達を罠にはめた孤児院の先生やシザーマンの兄弟である気持ちの悪い大男なんかもいます。

地味に大変だったのはシザーマンの兄弟でした。
登場回数は1回のみでしたが、こいつから逃げる時はほぼダッシュでしたので、何度コントローラーを汗まみれにしたかわかりません。

正直そんな所に逃げるなとツッコミたくなるのですが、当時はそれが精一杯だったのでしょうか。
BGMも常に恐怖の音楽が多く、シザーマンに追われている時は逃走状態となるため、逃げない限りは解除されません。

クロックタワー2について

初代からの続きで1年が経過した物語となります。

主人公ジェニファーは前回の事件、そして友達を惨殺されたショックで精神的な病を患ってしまいます。そこでお世話になっている助教授に引き取られ、平穏な日々を過ごしていました。

今回は主人公ジェニファー、身元引受人の助教授であるヘレンの2人の内どちらかをプレイする事になります。舞台や内容は同じなのですが、物語が微妙に異なりますよ。
クロックタワー初代よりもまだプレイはしやすいです。
舞台は大学、個人の家や図書館、そして最後の場所はクロックタワーです。

殺人鬼シザーマンから逃げつつ、そのステージでの重要なアイテムを入手しなければいけないため、取り逃してしまうと最終ステージでグッドエンディングを見る事が出来ません。

今回のエンディングは、Aランク以外全てバッド・エンドとなります。
今作では初代とは異なり、絶対回避ポイントという回避場所があるのです。

特別に何かしているというわけでもなく、初めはシザーマンも普通に現れる事が多かったですねぇ。
それ以外で隠れる場合は、50%の確率で回避出来ると思って下さいませ。どこかに隠れたからと言って安心出来る訳ではありません。

恐怖ポイントあり、クソゲーポイントあり

私もタンスに隠れた時は普通にサクッとやられてしまいました。初代とは異なり、こちらは面白い要素もかなり存在します。

シザーマンへの撃退方法がかなりアホっぽい物があるのです。
寸胴鍋をかぶせてみたり、突然ベッドのシーツを取り出して闘牛士かもしくは隠れ蓑術をしだしたと思ったらシザーマンにかぶせたりしています。

アホっぽい撃退方法ではあるのですが、かなり有効だったみたいなので驚きました。凶悪な殺人鬼のくせにそんなもので良いのかと思いましたね。

シザーマンの登場シーンもとてもこだわっており、今回は時間経過と共にあらわれます。
静かなBGMから突然シザーマンの音楽に変わった時は本当に怖いですよ!
音はするけどどこからかわかりませんからね。

下手に動いてしまったら鉢合わせしてしまう場合もあるので、逃げ道を確保しておかないといけません。
登場の仕方は絵画をぶち破って出てきたり、のんきにテレビを見ながら登場人物を驚かせていました。

なんだか怖がらせようとしているか、笑わせようとしているのか、よく分からないけど、そこが面白いゲームです。もし機会があったらぜひプレイしてみてくださいね。