ハムスターを飼って大切な家族にしょう
ハムスターって、寝てるかもぐもぐしてるか、どっちかのイメージがありませんか?
ハムスターを飼う上で重要なのがごはん。
そして、某キャラクターなどの影響でハムスターといえばひまわりの種!とイメージする人が多いのではないでしょうか。
ハムスターにとってひまわりの種は「ケーキ」のようなもの
ハムスターにとって、ひまわりの種、それをごはんとして食べているイメージをされがちです。でもでも、実はハムスターにとってひまわりの種はわたしたちにとっての「ケーキ」のようなものなんです。
いわゆるたまに食べるとおいしいおやつのようなものです。
毎食ケーキだと当然栄養に偏りがあったり、脂肪が蓄えられたり…ということが起きます。ハムスターにとっても同じようなことになっています。
ハムスターの主食はペレット
では、ハムスターのごはんは何なのか。それはペレットと呼ばれるものです!
ペレットはハムスターに必要な栄養素が入ったものとなっていて、これを主食として与えるのが正しく、健康的です。実はひまわりの種は頻度としては2、3日に1粒くらいで十分なんです。
とはいえ、ハムスターにとってはひまわりの種はすごくおいしいと感じるものなので最初のうちに与えすぎてしまうとペレットを食べなくなってしまう可能性があります。
よくあるドライフルーツなどもひまわりの種と同じです。
飼い始めのうちはペレットに慣れるまで、ひまわりの種やドライフルーツなどペレット以外のものを控えるようにするのがおすすめです。
ペレットをなかなか食べないという場合は、ペレットをすりつぶしたり水にふやかしたりすると食べやすくなります。
ペレットの種類について
ペレット自体にもさまざまな種類があります。子ハムや老ハムには半生タイプあるいは固形のものでも小さいものがおすすめです。
逆に子ハム・老ハムでない場合はかための固形タイプのペレットがおすすめです。ペレットがやわらかすぎると、歯がどんどんのびてしまうためです。
ペレットひとつとっても匂いや成分がそれぞれ違うためハムスターによって好みがあったり、年齢を重ねるにつれて嗜好が変わったりと1種類のペレットだけではうまくいかないことが多々あるかもしれません。
でも、その変化に合わせて試行錯誤してあげることが必要です。
ハムスターに限らず動物を飼う際は費用がかかるものだと覚悟してほしいですね!大変な分、たくさん食べてくれるようになった時のかわいさや喜びはひとしおですよ。
ハムスターは高さの感覚が弱い
ハムスターを飼う際によく注意しなければいけない点がもうひとつあります。
ハムスター飼育のもう1つの注意点
それはハムスターにとって高さの感覚がないに等しいこと。
ホームセンターなどでハムスターのケージを買おうとすると、必ずと言っていいほど2階仕様になった縦に長いものや、階段のついたがありますよね。実はあれはハムスターにとって危険なものなんです。
ハムスターになったことがないので詳しい感覚はわかりませんが(笑)、高低差が分かりづらく平面的に見えるようです。
そのため、高いところから落ちてしまうという感覚なく踏み出してしまい、落ちてしまうことがあるんです。
わたしたちにとって少しの高さでもハムスターにとってはかなりの高低差になることが多くあります。心の準備をして跳ぶのと、わからないまま落ちてしまうのとではその後の反応も違ってきますよね。
ハムスターのおうち選び
そのため、ハムスターにはなるべく高さのないおうちを用意したほうが断然良いです。平面的な広いおうちがおすすめです。
市販のものでなかなかそういうものがない場合、衣装ケースや水槽を使ってハムスターのおうちを自作する飼い主さんもいます。
水槽の場合は四隅についている接着用のゴムをなめてしまうことがあるので注意が必要ですが…自作だと飼い主さんのお部屋のスペースを考えてカスタマイズすることができるのでそこが利点です。
金網のおうちは避けよう
おうち選びのポイントとしてはもうひとつ、「金網のあるおうちは避ける」ことです。金網があるとなにかとそれを噛んでしまうハムスターが多く、歯が歪んでしまうからです。
本来ハムスターはペレットやおやつなどで十分歯の長さは調整できます。かじり木なども効果的ですが、金網などの金属になるとハムスターの歯に悪影響となりますのでおうち選びの際には金網のない横の面は全面しっかり覆われたケージにするのをおすすめします。
ハムスターを飼う際の注意点は様々ありますが、今回は飼い始めで間違えがちな「ごはん」と「ケージ」について書かせていただきました。
ハムスターにとって快適な生活を提供してあげることは飼い主さんのモチベーションにもつながりますし、よりかわいがってあげられると思います。
ぜひこの2点には気を付けてあげてください!