行田のフライという食べ物の魅力
フライという食べ物をご存じでしょうか。たまにテレビで紹介されるゼリーフライとは別ですよ!
埼玉県の北部にある熊谷市と行田市、吹上にある埼玉県でもごく一部にしかなく、埼玉県民でもあまり知らない人も多い食べ物です。
まして全国ともなると全く知らないし、東京の人はまず知らない人がほとんど。
フライと言う食べ物とは何か?
フライというと、揚げ物を連想する人も多いでしょうが私からするに、日本版チジミという方がしっくりきます。ぱっと見はお好み焼きっぽく感じるかも知れません。
私の学生時代はこれを昼食にしていました。歴史は結構古く、多くは足袋で有名な行田市は、この女工さんがよく食べていたという代物らしいです。
安くてお腹がいっぱいになるフライは、現在でも老若男女地元に愛されている食べ物で、私としてはもっと知ってもらいたいと思っています。
フライの作り方です
作り方は、小麦後を薄く鉄板にしいてキャベツをつぶして、円盤状にして揚げ玉や具材は様々です。卵を入れてやきつけてエビを入れてもいいし、イカを入れてもいいし一般的なのは豚ですね。
これにフライソースというのを塗って出来上がりです。
一見お好み焼きに似ていますが、お好み焼きはマヨネーズをかけて食べますが、フライソースはソースと醤油とみりんを合わせているので、七味唐辛子をかけます。一度食べるとやみつきになります。
行きつけフライのお店
社会人になってからは、山下フライ店(埼玉県鴻巣市下忍1245−2)はモノづくり大学の隣にあるんですが、車を走らせちょくちょく行ってました。
焼きそばも同時に注文しますが、昼間はかなり混雑しているので、駐車場はすぐいっぱいになってしまいます。味付けも学生に通っていたお店と同じ味なので、大変気に入っているお店です。
地元ではちょっと有名なお店です。
実はお店によってこのフライは、微妙に違うのですが、ここのは正統派と言っていいと思います。これがフライというのを出してきます。
お店によってはクレープみたいに出すお店もありましたが、(今は無くなってしまった吹上に黒田屋というのがありました)私はやはり円形状のやつがすきですね。
クレープ状のやつは、フライソースを自分でかけるというタイプなので、フライを焼いている状況でのソース投入がない為に、どうしてもしっくりこないのがよくないです。
やはりちょっとべっちょりしたのがフライなんです。
フライは全国的に!売れると思います→誰か起業してみては
よく分からないのが、これ程うまいのに都会に展開をする人がいないんですね。
どう考えても、これをビールと食べるのも合うし、昼食にも当然いける。問題は恐らく、単価が安いという事ですね。
フライを提供するための課題
吉野家の牛丼は御飯に盛るだけという、店内以外である程度作られているのですが、フライは一から作らなければならない。時間もかかるし、回転率としては悪い。
しかも技術力が必要でさきほど今回ご紹介した、山下屋さんは、食べてもせいぜい500~600円です。
地元じゃもっと安く食べれる所もあり、300円というところも昔はありました。とにかく安くておいしいんです。
なんとかある程度機械が焼いて、仕上げを人間がやるという仕組みで出来ないか考えています。私は広まればかなりビックな市場になるように思います。
味は間違いなく一流なんです。
フライのお店はおそらく東京になし
お好み焼き屋さんは結構ありますが、フライ屋さんは私が東京を見ている限り一件もありません。勿論、認識周知されるには時間がかかるでしょうが、一度食べれば間違いなくモンスター店へ変化するに違いありません。
自分で小さいお店を回転し、持ち帰りだけという店がファストフードとしていいのかなと。
フライ屋さんは個人店がほとんどで、今回例あげた山下屋さんも自宅を改造して作ったお店です。行田市にあるお店もそうしたお店がほとんどで、二階が住居となっているお店がほとんどです。
おおよそ奥さんと旦那さんと家族が総出で作っているとかもおおいし、居酒屋さんが作っている時もあります。(俗にいう昼フライ屋さん。夜居酒屋さん)結構居酒屋さんはフライを作れるので、子供に夕食フライを食べさせて自分は酒を飲むという人も結構いるんです。
でも会社なんて作った事ないですし、接客業の経験はあるんですが、どうやってお金を作ったらいいのかもわかりません。なんとももどかしい。
私はほぼ100%でこの料理は流行ると思っています。
と同時に海外の人にもこの味付けは結構好みだと思います。
日本にこうした地元料理があるという事を、知ってもらうのにもぜひ起業する価値があると思う思う根拠なんです。