腕時計の自己メンテナンスは趣味になるけど難しい

腕時計のメンテナスを趣味にすること

腕時計をしていると不可思議なことによくある一秒の間で誤差が生まれてしまう事が目に付きます。

なので、私、ズレている事に気がつくと自分で時計の針を直してしまう事があるのです。でも気がつくとまた誤差が出ていることに気が付くのです。

腕時計の修理とメンテナンス

そうして、時計屋さんで直してもらい修正してもらっても変わらない事が多々あります。
ですから、自分で腕時計を調整してみる事にしました。その方法は、12時ピッタリよりも5秒だけ遅らせることです。
すると、見た目では秒針の針が合っているので、この方法は使える方法です。

腕時計のメンテナンスに必要なもの

また、時には腕時計の中にゴミが入っている事もあるので、時間を確かめる度にそのゴミが気になってしまう事もあるのです。

そうした時には、お財布と相談して時計屋さんにゴミを取ってもらうか、自分で取るしかなくなります。

この方法では、自分で取る場合は、時計を分解するしかなくなりますが、愛着のある時計を分解するので、もしもの時でも愛着がある分時計が動かなくなってしまっても諦めがつきます。

その分解方法は、時計の蓋を開けて、ムーブメントは分解せずに、時計の竜頭をとって腕時計のゴミをとる事です。
この時に、腕時計の繊細な部品の数々がズレない様に慎重に作業をこなすのですが、専用の工具を使う事で難をしのげます。

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それは、部品を見る10から20倍のルーペと、針よりも細い先端のピンセットを使う事です。この二つの品物があれば気になっていた腕時計のゴミが取り除けます。なので、腕時計の掃除には必需品です。

また忘れてはいけないゴム手袋がありました。
このゴム手袋は、どうして使うかと言うと腕時計に必要がない手からの油防止と、磁器を与えない為です。

腕時計に使われる油は魚から取った貴重な油を使用しています。
なので、手から出た油は必要がなく粘着性も全く違うのです。

また、腕時計は、磁器が集まると秒針がくるってしまうので、分解をする時には必需品です。
そこで、自分で分解をする時には自己負担で必ずやり遂げることが大切であり、達成感も生まれより一層にマイ腕時計に対しての愛着が生まれます。

なので、使う品としてはこうです。まずルーペ。そうして、針より細い先があるピンセット。また、ゴム手袋です。この三品を使って腕時計の中に入っているゴミを取り除くと上手くできます。

難しい修理は失敗します

金銭的に余裕がある人は、必ず資格を持っている時計屋さんに頼む事をおすすめします。それは、自分では解らない事も察知して直してくれるからです。

これは、腕時計を愛している時計屋さんだからなせる技で、素人には全くできない事なのでそうしましょう。

また、秒針の誤差やムーブメントの取り替えは、一旦自分で直すと時計屋さんによっては、断られることがあるので、いったん自分で直すと決めたら壊れても仕方が無いと考える方が妥当です。

それは、時計屋さんは言葉で直す部分を言っても時計の中身の直す部分を一から探し出すので、どうしても手間がかかることにあります。

この手間は、例えて言えば何も知らない状態から直すと同じ状態といえましょう。なので、自分で分解する時は腹をくくって分解をして直すことを決めましょう。

腕時計直しは一種のスポーツ

本格的に腕時計を分解するにはある程度の工具、油、そして知識が必要になります。

しかし、この中で最も大切にするのが工具です。とくに腕時計の部品は見るからに小さいです。しかも、専用のピンセットで掴んでいると力加減によってはどこかに飛んでしまいます。

そうした時に、必要になるのが勘と目です。とくに勘は鋭くなくてはいけません。勘は経験で養うしかありません!

時計の部品は裏表があります。ですから、始めて分解する時には、ワッシャーでも歯車でも表裏が解りません。しかし、一つだけ共通していることが、汚れている方が裏だという事です。

また、歯車では平べったくなっている方が下。そうして、横向きの歯車では下のポッチが長い方が下となります。例外はあるでしょうが、大体がこのような作りです。なので、分解は楽です。

腕時計の分解前にはスケッチと撮影を

また、簡単に分解をして取り付けるのに楽になることがあります。それが、スケッチとスマホでの撮影です。

とくにスケッチは大切な情報になるので、キレイにわかりやすく情報を記入して絵にかくと解りやすくなります。また、スマホでは順番を追うような形で撮影すると非常に解りやすくて組み立てる時が楽です。

しかし、時計の部品の中にピンセットで挟んだ時に、くっ付いてしまう部品があるので注意です。それは、くっ付いてしまう部品は秒針を刻む部品だからです。

そこで、このくっ付かないようにするために、ピンセットをプラスチック製にするか、除電スプレーを使い分解する前に部品全体を磁器のない状態にするといいです。

そうすると、分解もしやすく磁器のない状態で油をつける事が成功します。ですが、この油も腕次第なので注意して下さい。それは、油をつける量で時計自体が動かなくなってしまう事があるからです。

こうなっては、時間がかかり10年は使えない状態になってしまいます。しかし、10年待っても良いという方は、10年間木の上で腕時計を寝かしておくと磁器も無くなり油の量も適度な量になります。

腕時計の分解修理は、根気が必要だからこそ趣味になる

腕時計の分解では繊細の指さばきと、何処から始める分解からの勘の鋭さ、そうして、部品が落ちた時に探す目の気配り、また待つ時間が大切なのです。

この事が出来ない場合には、即時計屋さんに駆け込むという方法をとるといい結果で腕時計が帰ってくるので、そうしましょう。

自分で、分解をするにはリスクがつきますが、成功すれば何よりも腕時計に対して愛着も湧きますし腕時計が好きになります。

また、腕時計の構造にも次第に探求心が生まれるので、一つの趣味にもなるのです。
この腕時計直しは、頭も腕も使う一つのスポーツになっていくので、新しい腕時計を自分で最初から作る事が出来ることも可能になり分解=自作となる作品が生まれることもできます。