押さえておきたい広島グルメめぐり~路面電車活用法

広島の定番の観光地といえば「原爆ドーム」そして「宮島」です。
宮島に行くには広島駅から電車、もしくは路面電車(かなり時間がかかります)があります。

いずれにしても電車一本で行けるのは魅力的な観光地です。そんな宮島の目玉といえばやはり「厳島神社」または「みやじマリン」でしょうか。

厳島神社だけじゃない!宮島グルメ

しかし、宮島で一番の楽しみといえば「宮島グルメ」では無いでしょうか。食後にフラッとフェリーで行く宮島ももちろん楽しいですが、ぜひ宮島には空腹で来てほしいです。

まずひとつ目のグルメは「牡蠣」です。宮島のお土産街をあるいると何件か焼き牡蠣の露天があります。だいたい2個で400円ほどです。

そのままレモンで食べてもよし、チーズやバジルを乗せても美味しくいただけます。

しかも最近の宮島は危険なことにそれらと一緒に「瀬戸内レモンサワー」や「宮島ビール」なるアルコールを勧めてくれます。お酒が大好きな方は宮島に移住したくなること間違いないので気をつけたほうがいいです。

露天のお店以外でも、かき小屋やオイスターバー、定食屋さんやカフェでも様々な調理方法の牡蠣料理がいただけるのでおすすめです。時期によっては生牡蠣もあります。

2つ目のグルメは「もみじ饅頭」です。もみじ饅頭は言わずとしれた広島の銘菓ですが、こちらはメーカーごとにバラエティ豊かな味が出ているので、いろいろと食べ比べるのが楽しいと思います。

定番のあんこやクリーム、チョコだけでなく、最近はメープルやクリームチーズという変わり種もあります。

さらに牡蠣と同じくお土産街のなかに「揚げもみじ」というカロリー爆弾を提供しているお店も有り、なんと串に刺したもみじ饅頭に天ぷら粉を絡めて揚げたあつあつでとろとろなグルメもあります。
つめたいアイスと組み合わせたパフェもあり、お店の中でお茶をいただきなが食べることができます。

そして最後の宮島グルメは「穴子」です。
宮島にあなごめしの名店が多くあり、開店1時間前から並ぶ人気店もあります。

ちょっとした定食屋さんにもメニューに穴子丼、や穴子天丼が当たり前のように並んでいるのが宮島です。
お寿司屋さんの穴子や、うどん屋さんの穴子天しか食べたことのないかも、という方にこそ、宮島の身のしまった、噛めば噛むほど味の出る穴子をぜひ食べてみてほしいです。

路面電車で巡る広島のグルメ

広島には「本通り」という大きな商店街があります。広島駅から本通り、原爆ドームはほぼ一直線状にあり、大変アクセスがいいです。
広島駅から出発するならぜひ一度は乗って欲しい市電、こと路面電車。料金は均一で、基本的には後ろから乗って前から降りるスタイル(終点の駅や混み合っているときは例外もあります!)です。

電停と電停の感覚が狭いので、ちょっと進んだらすぐに止まるので、普段遣いしている方からすると遅いように感じられますが、観光ならゆっくりと車窓から広島市内を観られて楽しいと思います。

広島は川が多いせいで地下鉄が作れず、路面電車に頼っていると言われていますが、都会ではなかなか路面電車に乗る経験はできないと思いうので是非一度乗ってみてください。

さて、路面電車で「胡町」という電停がありますが、ここが広島の歓楽街「流川」への入り口です。

広島では「スナック」ではなく「スタンド」と呼ばれる飲み屋さんがたくさんあり、それぞれのお店にはママさんがカウンターの向こうで立って接客してくれます。

基本的には10名ほどしか入れないお店が多く、入り口もなんだか入りづらい感じがしますが、勇気を出して一歩中に入れば気のいい常連さんやそれを広島弁の強い口調でたしなめるママさんに出会えます。

スナック同様、そんなにお安くはありませんが、広島に来て楽しくお酒が飲みたい方にはおすすめです。
流川はスタンドはもちろん、ディープなお店も多いので、もう少しライトにお酒や食事を楽しみたい方は「八丁堀」または「立町」の電停へ。

チェーン店も多いですが、少し路地を入れば味のある居酒屋が立ち並んでいます。

お好み焼き屋の上の階もそのまた上の階も、お好み焼き屋、なんていう光景も広島では珍しくありません。お好み焼けなんてどこも同じと思って広島に来て、カルチャーショックを受ける方も多いようです。

それもそのはず、ソーズの種類や野菜の量、お好み焼きの提供の仕方一つとってもお店によって全然違います。
広島に来たらお好みのお好み焼き屋を見つけてみるのも楽しいかもしれませんね。
広島にはお好み焼きだけでなく「つけ麺」「汁無し坦々麺」「ホルモン天」などなど・・・様々なグルメがあるので、市電に乗って是非グルメ巡りを楽しんでください。